小学生だったワタシがレゴを買ってもらうようになった頃、アイディアブックというのがありました。市販のセットそのまんまのモノを作るだけじゃなくて「こんなのも出来るよ」と、レゴブロックを使って作るいろんなアイディアが満載の本、それがNO,6000 アイディアブック。
その後何冊かアイディアブックは出版されましたが、この6000が最高傑作のようです。 そして楽しいのがストーリー仕立てになっている事。一組の男女が車でやってきて、自分たちの家を建てるところから本は始まります。その後2人は街をめぐり、そして宇宙へ(当時は宇宙シリーズなんかもあった)。 大好きな本だったので何度も何度も読み返してボロボロになってしまいましたが、今も手元に残っています。 そう、ワタシがこの本の中に見ていたのはレゴそのものではなく、その世界観、もしくはその先にある何か楽しい夢のようなものでした。それが何なのかはいまだにわかりませんが、いくら手元にたくさんのレゴをそろえたとしてもけっして手に入れることはできない、そんな物だったと、今は感じるのです。もちろんそれは、レゴを通してでしか見えないものなのですが。 そんなわけでワタシのレゴの原点は、この本にあると思うのです。
by legotown
| 2007-05-08 21:25
| 街シリーズ
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